「会長、教えてください!」
『クラブハウス便り』第1号では工藤事務局長をご紹介しました(Profile No.1)。今後も少しずつ、KSCCに関わるさまざまな方をご紹介していく予定ですが、Profile No.2では満を持して(?)、瀧水会長に突撃インタビューです。
KSCCの会員の皆さまの中には、会長とお話したことがないという方も少なくないかもしれません。ひょっとして、いつも黄色いキャップをかぶり、自転車にラケットを載せて、テニスコートやクラブハウスにいらっしゃる方が、「会長」だとは思っていない人も?
ダメですよ。あなたが今日、KSCCで楽しく活動ができているのは、瀧水会長の長年のご尽力があってのこと。このインタビューを読んで、次に黄色いキャップの方をお見かけしたら、是非「会長!」と声をかけて、お話してみてくださいね。
Profile No.2
名前: 瀧水 昇二郎(たきみず しょうじろう)
出身地:東京都杉並区、向陽中学校卒業生
特技: テニス、スキー、囲碁、パソコン
弱点: 事務局の静永さん(いつもお世話になってるから)
好きな飲み物:小岩井コーヒー
【一問一答】
問1「会長に就任されたのはいつ?」
「2006年。その年の4月に前会長の上野章子さんが急に亡くなって、なんだか知らないけど、白羽の矢が立っちゃったんだよね。」
問2「なぜKSCCに関わるように?」
「向陽中の体育の先生が中心となって実施していたスキー教室を、卒業生として手伝うように言われたのがきっかけで、上野前会長から声をかけられたのが始まりかな。」
問3「会長になって18年、一番大変だったことは?」
「自分では会長の器なんかじゃないと思っていたけれど、引き受けるからにはしっかりやりたいと思ってね。会長としてどうすればクラブを盛り立てることができるか悩んで、うちよりも早くに設立されて全国的に有名な神戸市の垂水区団地スポーツ協会の会長さんに話を聞きに行ったんだよ。
言われたのがさ、『毎日トイレ掃除をしなさい』って。どういうことかって言うと、人が嫌がること、面倒だと思われていることを、まず黙って一人でやってるうちに、自然と『手伝いますよ』と他の人もついてきてくれるものだって。
実際ね、KSCCではそうですよ。私が最初は一人でテニスコートの整備やなんかをやっていたら、いろんな人が黙って手伝ってくれるようになったでしょ。コート整備も、草刈りも、部活のお手伝いも・・・そうやって今のKSCCがあるわけ。」
問4「KSCCの他に向陽中学校支援本部長をはじめ、その他でも要職に就かれています。地域のためにそれほど尽力される理由は?」
「どれも自分からやりたいって言ったわけじゃなくてさ(笑)。最初は向陽中の同窓会から始まって、スキー教室のお手伝いをしていた『すべろう会』もいつの間にか会長にされてたし、KSCC会長だから自動的に学校開放連合協議会でもブロック理事長を長くやることになって・・・周囲から言われてとか成り行きとかで、いつのまにか今みたいなことになっちゃったんだよね。」
問5「旧ホームページは会長がおひとりで作られたって、本当ですか?」
「本当だよ。当時、KSCCにパソコン教室があって、その先生に聞きながら、自分で作ったんだよ。誰もやってくんないからさ(笑)。」
問6「テニスを始めたきっかけは?」
「これも、思いがけず会長に就任したからなのよ。その頃はまだ会員の皆さんのことをよく知ってるわけじゃなくて、どうやったら皆さんと知り合いになれるかなと思って、テニスに参加して、できるだけコートに行くようにして。そしたら面白くなっちゃってさ。」
問7「テニスで得意なショットは?」
「ポーチボレー。」
問8「失礼ですが、そのお元気さの秘訣は?」
「好きなタバコをやめないことと、あまりクヨクヨ悩みすぎないこと(笑)。」
問9「KSCCの会長になってよかったな、と思われることは?」
「子どもたちを含め、KSCCの会員の皆さんが、笑顔で楽しんでくださっているのを見るときだね。」
問10「今後の夢は?」
「こんなことを言ったらまた叱られるんだけど、早く会長を辞めること(笑)。つまりね、私がやろうとしてきたことを、これから他の人たちに引き継いでもらって、KSCCのボランティア精神がもっともっと広がっていってくれるといいなぁってことですよ。」
瀧水会長のKSCCへの思いと長年のご努力を伺っていて、インタビュアーは不覚にも泣きそうになりました。会長、ありがとうございました。